胃捻転(いねんてん)について
みなさん、「胃捻転」と言う病気をご存知でしょうか?字を読めば、多分わかるかとおもいますが、 これは、胃がねじれる急性の病気です。 たくさん食餌を食べた後、すぐに散歩をさせて、激しい運動をさせると起こりやすいです。 死に至る事が多い、こわい病気ですが、毎日の心がけで防ぐ事の出来る病気です。 |
おもな原因は、急性胃拡張を起こした後に、激しい運動をする事です。ほとんどの場合、胃捻転 に先立ち、胃拡張が見られます。 急性胃拡張の原因となるのは、食べ過ぎです。特に食欲旺盛の子犬は過食になりやすいそうです。 また、ドライタイプのドッグフードを大量に食べ、その後に大量の水を飲むと、フードが水を吸収して 胃の中でふくれるために、急性胃拡張の原因になります。 ドライフードは、水を含むと、体積が1.6倍以上にもなるそうです。 お腹の中で胃を支えている靭帯が伸びていたり、切れていたりする時に急性胃拡張を起こし、 胃が大きく膨らんだ状態で激しい運動をすると、胃捻転が起こりやすいそうです。 |
主な症状としては *お腹(胃のあたり)がふくれる *苦しそうに呼吸をする *腹痛のため落ち着かない、お腹を触られるのをいやがる *嘔吐しようとするが、吐けない(空嘔吐する) *多量のよだれがでる 急性胃拡張のみを起こしている場合でも以上のような症状が現れますが、程度は比較的軽いようです。 胃捻転になった場合は症状が重く、急激に発症します。 普通、食後3時間以内に、激しい症状が現れます。痛みも激しいため、動いたり、横になるのをいやがります |
治療法は、胃拡張だけにとどまっていれば、ほとんどの場合、胃の洗浄だけですむそうです。 ほとんどの場合入院の必要もなく、胃の内容物を溶かす治療を行うそうです。 しかし、胃捻転では、すぐに手術をしなくてはいけません。 また、この手術も症状によっては、かなりの大手術になってしまうようです。 手術による循環、呼吸器系のダメージが強く、術後に危険な状態に陥ることがしばしばあるため、5日間 ぐらいは入院して集中管理をして、完治するまでには、10日から20日間ぐらいかかるそうです。 |
胃捻転をふせぐには *食べ過ぎないように、食餌の適正量を守る *食べた後は激しい運動をさける *水は一気に飲ませないよう、いつも犬のそばに置いてあげる また、食後に興奮させるのも、よくないようです。 興奮して走り回り、水をがぶ飲みすることがよくあるからです。 特に、ドライフードを与えたあとは注意しましょう。 |
コーギーはどちらかと言うと、胃捻転にかかりやすい犬種なんだそうです。
みなさんも、くれぐれも気をつけて、愛犬と1日でも長く暮らせるよう、細心の注意をしましょう。
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